統合失調症をどこまで知っていますか?
「今まで仲良かった同僚たちが、私の悪口を言っている・・」
「マンションの上の階の家族が、うちを盗聴している・・」
「24時間、監視されている・・」
そんな家族の言葉を、信じることができますか?
考えてみて下さい。
“耳元で囁かれる、自分の悪口” “振り返るといる、見知らぬ人間の姿” かなり怖いですよね。
実は、まだまだあまり知られていない症状があります。
今まで、数多くの患者さんやご家族の方にお会いしてきました。その方たちのお話をしたいと思います。
大切なご家族の統合失調症を治療できるヒントが見つかると思いますので、ゆっくり読んでみて下さい。
まず症状別に解説いたします
@ 無表情になり、引きこもる
喜怒哀楽に乏しくなり、表情も乏しくなってきます。周囲に対しても無関心になります。
そして、意欲がなくなります。やりたいという気が起きなくなり、一日中ごろごろしても、退屈を感じなくなります。
人間関係が少なくなって、自分の世界に閉じこもって暮らします。家からほとんど出なくなり、閉じこもりがちになります
このような場合、甘やかすのはよくありません。
・昼夜逆転の生活になりがちなので、規則正しい生活をさせるよう、心がける
・食事の時間だけでも一緒に過ごすようにする
・干渉し過ぎない
以上のことを心がけて、生活していきましょう。
症状B 考えがまとまらなくなる
考えのつながりが悪くなって、何を言おうとしているのか分かりにくくなります。
ひどくなると支離滅裂になり、何を言おうとしているのか分かりにくくなります。考えが急に中断され、突然何も言わなくなることもあります。
そのような時も、焦らせたりせず、ゆっくり聞いてあげることが大切です。
症状D 幻覚
私達は、外の世界のことを五感(視覚,聴覚、味覚、触角、嗅覚)で認識しています。
五感を刺激するものがないのに、あるように思うことを幻覚と言います。
以下のような幻覚もあります。
幻視・・見えるはずのないものが見えること
幻味・・ご飯が薬の味がするなど、全く違う味に感じること
幻触・・身体を触られていると感じること
体感幻覚・・脳が溶けていく、足の骨が崩れていく、など
治療には様々な症状で苦しむ本人の気持ちを、まずはゆっくり聞きましょう。
症状A 妄想
妄想とは、誤った考えを根拠もないのに信じてしまう状態です。説得したり、誤りを指摘しても、その考えを変えることは出来ません。
統合失調症では、被害妄想が良く見られます。誰かに見られているとか、盗聴されている、自分の噂をされている、などの内容です。
また、脳が腐っている、癌になっている、などという身体に関する妄想もみられます。
妄想にたいして説得したり間違いを指摘しても、何のと解決にもなりません。どんな考えを持っているか、良く聞いてあげることが大切です。
症状C イライラ・不眠
統合失調症を発症したばかりの頃に見られる症状です。
周りの家族は、ほとんど気付く事はありません。ですが、本人は、何となく変だと感じるようになります。眠れなかったり、イライラしたり、集中力が低下するなどの症状が続きます。
このような場合、気分転換やストレス解消をしたり、早めに家族などに相談し、精神科を診療されることをお勧めします。
本人が通院を嫌がる場合は、無理に診療させてはいけません。そのような場合は、まず家族の方だけが病院に相談に行きましょう。
症状E 幻聴
聞こえるはずのないことが聞こえるのが、幻聴です。統合失調症のなかで、一番多い症状です。
自分を非難したり、命令したりする声が聞こえてきたりします。たくさんの人が、自分のことを話し合っているのが聞こえることもあります。幻聴と会話することもあり、誰かと会話している感じの独り言を言います。
幻聴から被害妄想を生じることがあります。
このような場合も、聞き流さずそのまま聞いてあげましょう。真剣に聞いている姿勢は、相手に伝わります。あなたが話を聞き、一緒に治療していこうという気持ちが、克服への近道なのです。
統合失調症は通院や投薬だけでは治療できません。あなたの力が必要です。
統合失調症を治療するには・・・
様々な症状をご紹介させて頂きましたが、あなたのご家族はどの症状でお悩みでしょうか?
先にお話させて頂きます。“統合失調症は、治療できない病ではないのです”
しかも、大金は必要ありません。だからといって、難しく考えることもありません。正しい知識を知り、自分たちの意識を変えることで、あなたとご家族は、今の苦しみから解放される近道を知ることでしょう。
「本当に?」という声が聞こえてきそうですね・・・
疑うのも、無理はありません。ですが、その近道を知らないだけなのです。もう一度言います。あなたの意識次第です。自分たちで、大切なご家族を病気から救ってあげるのです。
様々な症状で苦しむ、ご家族を見て下さい。その方はとても辛そうです。あなたの手で助けてあげて下さい。
